加藤玲子織展 ― 時の音 (トキノネ) ―

「加藤玲子織展 ― 時の音 (トキノネ) ―」 を2012年10月26日(金)から11月4日(日)まで開催します。

開催内容:

加藤玲子はフィンランドで学んだクビカス織に詩情ある独自の感性を織り込んでタピストリーを制作します。蒼での展覧会では会場の個性に合わせモノトーンの作品を制作。さらに初のこころみとしてチェリスト 長谷部一郎とともに作品と音楽の世界のコラボレーションを展開します。

「懐かしい声、風景の響き、いつかどこかで聴いたメロディ、
心の中の遠い記憶
今この一瞬、現在そして過去、遠い未来と遠い過去
重なり広がる「時の音」
奥行きと余韻を感じるモノトーンの世界で表現しました。」 
- 加藤玲子

クビカス織の「クビカス」とはフィンランド語で「絵のような」「絵のように織られた布」という意味。伝統織物を学ぶために留学、クビカス織りと出合いました。森との関わりが深いフ暮らしの中で選んだ作品のテーマは「森」や「森の妖精」。作品はまるで北欧の森にたたずんでいるような気分にさせてくれます。
タペストリーの他、額、パネル作品、マフラー、ベレー帽など、やわらかで日常をあたたかくしてくれるような作品をご紹介します。

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遠い未来と遠い過去」 
(組作品三点のうちの一点)

展覧会名:   加藤玲子織展 ― 時の音 (トキノネ) ―
会   期:  2012年10月26日 (金)~11月4日 (日)
休 画 日:  期間中無休
開催時間:   11時より19時 (最終日17時迄) 
入 場 料:  無料

企画/主催: 蒼(窪田幸子)

ご注意: コラボレーションコンサート中とその前後約30分(10月30日 14:00-15:30  / 18:00-19:00 )は会場設営の為、ご入場いただけませんので展示をご覧いただくことはできません。

コラボレーションコンサート:

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演奏: 長谷部一郎(チェロ)
演奏予定曲目: バッハ 無伴奏チェロ組曲第二番 他 
(演奏予定時間:約30分)

日時: 10月30日(火)
開場 14:25 開演 14:30  満席となりました。キャンセル待ちのみお受けしております。
開場 18:25 開演 18:30   残り一席です。

入場料: 全席自由 ¥1,500- 
予約受付:  要予約。当日予約は開場時間前までとなります。
会場: 蒼 (定員20名)(会場は開催時のみ開場)

ご注意: 開場までギャラリーの庭でお待いただきます。未就学のお子様のご入場はできません。蔵を改装した建物です。バリアフリー設備はございませんのでご了承ください。

企画/主催: 蒼 (窪田幸子)

■ ご予約 / お問合せ:

東京都杉並区松庵2-18-26 蔵

蒼 10時-19時 月曜定休
電話 03-3331-3681
E-mail:
gallery-so@nifty.com

お申込/お問合せは メールもしくは 電話 ” 03-3331-3681 ” で。
郵便振替、銀行振込もしくは当日払ができます。

*予約制です。万が一、お申し込み後にご都合が悪くなられた場合はお待ちのお客様に席をお譲りしますので、お早めにお知らせください。当日のお客様はご迷惑をおかけすると申し訳ございませんので、お電話で席の確認をされてからお越しください。
*靴を脱いで椅子をご利用いただく会場です。
*会場に隣接して駐車場がございます。台数が限られますのでお申し込み時にご予約ください。
*防音はありませんので、環境の音は聞こえます。
*演奏中の写真、録画、録音等はご遠慮ください。携帯の電源はお切りください。

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石原実染色工芸展 ― 天の海に雲の波立ち月の船 ―

「石原実染色工芸展 ― 天の海に雲の波立ち月の船 ―」 を 2012年5月25日(金)から6月3日(日)まで開催します。

開催内容: 

石原実氏は手描き友禅竹田耕人に師事したところからスタートし、幅広い技法を蓄えながら、染色で独自の詩的な世界を探求しています。職人である朴訥とした部分と作家としての独自性を行き来しながら、追及する姿が見てとれます。どちらにせよ、伝統を超えてなにか新しい独自の世界を追求しなければ満足しないわけで、個展に寄せる石原氏のことばも “(蔵という)蒼の空間に現在の私を投げ入れてみようと思います” という遭遇とでも言えるような一文になっています。「天の舟」をはじめ、「精霊の庭」など神話的シリーズを中心に発表します。

蒼としては意を受けて、多彩な構成の世界をひとつの空間の中で、作品に誠実に如何にまとめ、ご覧頂けるかに腐心したいと思います。足をお運びくださってはじめて遭遇できる世界にどうぞお越しください。

石原実記  ― 蒼個展に寄せて

染色の可能性を求めて仕事を展開してきました。染色を既成の枠組みで考えるのでなく、独自な染色アートの世界を創出できないかと制作しております。夢の途中ではありますが、蒼の空間に現在の私を投げ入れてみようと思います。「天の舟」をはじめ、「精霊の庭」など神話的シリーズを中心に発表します。サブタイトルは、柿本人麿の歌ですが、続けて「星の林に漕ぎ隠る見ゆ」となります。天を詠んだ万葉の美しい歌です。時代を越えた世界共通の感性であり、神話的でさえあります。こうしたテーマを、染色の世界で表現できたらと思いました。日常使いの作品共々ご高覧いただければ幸いと存じます。

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展覧会名: 石原実染色工芸展 ― 天の海に雲の波立ち月の船 ―
会   期: 2012年5月25日(金)~6月3日(日) 
休 廊 日: 期間中無休
開催時間: 11時より19時 (最終日17時迄)
入 場 料: 無料

企画/主催: 蒼 (窪田幸子)

展覧会DMダウンロード: 「2012dm2.pdf」をダウンロード

DMご案内希望: gallery-so@nifty.com

ご注意:  蔵を改装した建物です。バリアフリー設備はございませんのでご了承ください。

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岡林染里"宝しぶ染”展

様々な効果が注目を集め、現在拡く知られる柿渋。古来は塗料としてのみ利用されていました。二十数年前、畳の下に敷かれた渋紙のたくましい魅力に惹かれ、単身奈良の山中に篭り、柿渋染めの技術を得た稀有な作家・岡林染里氏。柿渋で布を染めるには丁寧な繰返しと自然との対話、三,四年というねかす年月が必要です。その染めを作家自ら”宝しぶ染”と名づけます。丁寧に染められた布らは剥げず、強く、水をはじき、空気を通す、優れた性質を有します。布選びにこだわり、一点モノとしてかたちに制作するのは妻・岡林芳?氏(染李より改名)。一昨年に続き、蒼での二回目の個展を開きます。尽きることのない探求から生まれる作品をぜひご高覧下さい。

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柿渋染ストール、バック、糸 ?天方晴子

 3/9 (金) 〜18 (日), 2007  会期中無休 終了しました!
 AM 11:00 〜PM 7:00 (最終日PM 5:00)
 作家期間中在廊

 ギャラリートーク: 3/10(土) PM 2:00 〜

 自ら”宝しぶ染”と名づけるその染めについて作家が熱く語ります。

かつて柿渋は生活と密着し、漁村では魚網を強くするため、家々では板塀や下見板の防腐、また漆器の下地などに利用されました。酒袋を含め、それらはみな”塗料”としての利用でした。柿渋が”染料”として利用されなかったのは、布を染めるには大きすぎるその粒子にあります。また染めただけでは次第に変化する色を’ねかし’という工程を経て色を定着させます。岡林染里氏は染料としての柿渋染の道を拓きました。

  
 
*本展ではお車の駐車スペースございます。

— 出品予定

    婦人服、紳士服、ストール、バック、日傘、座布団、布、糸等

— 染色家・岡林染里のこと

1945年 高知市生まれ。青年時代を「だんじり」の地、岸和田で過ごす。その男気の性格からサラリーマン生活に見切りをつけ、道を模索。草木染に触れるが、畳の下に敷かれた渋紙のたくましい魅力に惹かれ、柿渋染を志す。二十数年前、染色としての柿渋染めが確立されていなかった時期に、ひとり奈良の山中に篭り、染色家としての価値観の基礎を築く。最初の個展に成功。先駆作家としてのスタートを切る。里に降りて工房を開き、技術を拡める中で妻・染李と出会い、現在の制作の基礎を築いた。1994年、澄んだ水の地、岡山県・哲多町に招聘され移住。年3,4回の個展を生活の糧とする。

 1989年 奈良市 ギャラリー遊にて 宝しぶ染 初個展
 1990年 大阪(梅田)阪急百貨店 個展
 1993年 京都市 京都織物卸商業組合主催による「染織道の探求」 
       この人この作品展に全国14人の一人として出展

      以後、仙台、東京、大阪、倉敷、福岡などで個展開催。

 2003年 今井敬潤著 「柿渋」 に「伝統染色としての柿渋染め」の
       可能性として紹介される。

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009_2 − 会場風景

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岡林染里宝渋染展

 7/1(金)~6(水) , 2005  会期中無休   終了しました!

 AM10:00~PM7:00 ギャラリーコンサートのため、7/2(土)はPM6:30まで

 過日、岡山県阿哲郡哲多町の岡林先生の工房におじゃましてきました。東京から夜行バスで津山へそこから乗り継ぎに4時間、一日の電車の本数が10本程度、車両一両というところ。でも山が両側に迫るその車窓の景色ははじめて見た心洗われる風景でした。駅からさらに山奥へ、高原のような雰囲気が周囲を囲む工房で作品が生まれていました。時間を惜しまず、真摯に取り組む姿勢の結晶をご覧いただけると幸いです。詳しいことはぜひ会場で先生に質問してみてください。
 作品の素材は麻、絹、シルクが中心。'自然が布を染める’手助けをするという姿勢のもと、染とは異なる柿渋本来の性質を越えて、柿渋本染めとも云うべき、100色の色に染め上げています。染め上がった布は奥様の手によってカタチに縫いあがられます。ショール、洋服、帽子、バック、タペストリー、バック、タペストリー、座布団、数奇屋袋などを展示する予定です。

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